.   はこだてやま(御殿山)標高:334m(三角点332.49m) 道は自然に法る:すべては自然にのっとっている。草木の生えるのも自然である、春夏秋冬の移り変わるのも自然である。人間の踏み行うべき道も、やはりこの自然にのっとるのが最もいい。
森の来歴を現存森林に見る

 【三角点: 点名 函館、種別等級 三等三角点、地形図 函館−函館、世界測地系緯度 41°45′33″.5451経度 140°42′14″.4255、標高 332.49m、ジオイド高 34.35m、座標系(番号) 11(X) -248793.749m(Y) 37752.512m、基準点現況 履歴 [正常 2004/08/25]、所在地 北海道函館市函館山字御殿山1番、点の記 GPS観測H3.7.28埋設S55.10.26選点S55.10.22柱石長0.79m旧選点M44.5.2 AY00043S:J1UpXp】

 【2007.02.04/1名→自宅c34m12:00中央図書館c15m12:20-12:24→中の橋c4m12:44→棒二森屋c2m13:00-13:10→護国神社c37m13:30→函館山c334m14:20→帰宅16:20 往距10.9km】

 【函館山は牛の臥する姿の似ていることから親しみを込めて「臥牛山」と呼ばれている。御殿山334mを主峰として鞍掛山113m、地蔵山286m、千畳敷250m、八幡山295m、水元山280m、つつじ山306m、入江山291m、観音山265m、薬師山252m、汐見山206m、エゾタテ山129mのピークがあるけれども、地形図では、ひとつのピーク御殿山を「函館山」と記している。】

 【コースの地質、第3段丘上の東山2丁目→段丘の下層の中新世中期の八雲層が崖に顔を出す産業道路を渡る。→鮫川あたりから海浜堆積物の低湿地、海跡低地だ。函館湾と海峡の最狭ライン上の標高2m「松風町交差点」を経由して函館山に向かう。つまり砂州上を陸繋島(りくけいとう - トンボロ)函館山に向かう。段丘面や麓屑面が陸繋島への取付きだ。護国神社c37mは東山の拙宅と同高の位置にある。段丘面のふれあいセンターを過ぎると函館山火山岩類域だ。最初に噴火した立待岬溶Dacite、次に千畳敷集塊岩DaciticAgglomerate、次に高竜寺山溶岩Dacite、最後に噴出の千畳敷溶岩Daciteと御殿山溶岩Daciteに分けられているが、いずれも更新世前期の噴出だという。基底は中新世後期の寒川火山噴出物と称される層で、谷地頭(八幡神社)〜牛の背峠〜寒川に表出している。崩壊の激しさが地形や路頭に認められる地域だ。】

 【温泉名 温泉名 谷地頭(Yachigashira) 深度(m) -1 温 度(℃) 69.1000 流 量(l/min) 1907 pH 7 泉質 Na-Cl】


函館山は、その牛の寝姿の山容から一名「臥牛山」と称される。今年も初日の出を函館山で迎えた。ピークを御殿山と呼んでいる。2万分の一地形図では御殿山を「函館山」と記載している。地形図の山名はどの様な手続きで採用しているか詳細はわからない。地形図から御殿山を「函館山」と知って、ここは「御殿山」だろうと言いたくなった。

雁皮山を今日登る予定だった。北海道と越後の山に報告のあった「雁皮山東面」に心引かれ、足跡を辿りながらと考えていた。しかし朝からアレコレする内に正午になってしまい断念。返本期日の借本をリックに詰めて中央図書館へ。返納をすますと、雁皮山登頂予定への残り火だろうか・・・風強い日だったが、つい函館山の方向へ足が向かっていた。中の橋経由であるが、相変わらずの暖冬のため歩道はほとんど乾燥していた。夕刻5時まで帰宅しなければならない。したがって往復の時間を折半して午後2時30分で行動中止だ。護国神社の坂から早足にしたため、タイムアウトまで10分残して御殿山に立てた。予報どおり北西風が強い。松前半島の方向は視界10km程度である。桧山・上磯丘陵性山地も全く見えない。振返って亀田半島は都井岬上空に青空が一畳ほどあって、日本海側と太平洋側の表裏気候、地形配置が気象を支配する妙を指呼できて楽しめた。函館山は風強く誰もいない。ロープウエイだけが寂しく上下していた。我家から函館山往復5時間。

後日「北海道と越後の山」の管理人から「雁皮山東面は50度以上あリますので、あまりお勧めではありません。転落するとたいへんです。稜線に出てもナイフリッジが随所に出てくるので、熟達者向けだと考えています。」とメッセージが入った。今日の日曜日は雁皮山を断念して良かったのか、アレコレの用件を投げて「雁皮山」に行ってしまった方が良かったのか、その可否は分からないが、日々遠望する函館山往復が出来て身体は満足している。


    

@段丘面のふれあいセンター前:クロマツの配植、手前スカイラインが潮見山、奥のスカイラインは千畳敷。

  
   

A観光車道から旧道分岐:車道真ん中のスギ・水元谷入口にあたる


B御殿山溶岩路頭:輝石安山岩


 

Cアカマツ植林:「谷にスギ 尾根にアカマツ」先達らの適地適木思想が今に残る。アカマツは凸型斜面や岩角地に植えられたので生存率は小さく全体的にはアカマツが単木的に雑木林に点在する。写真のようにまとまっているアカマツ林は少ない。




Dスギ植林地:土地生産力が高い水元谷。スギ植林の歴史は函館山で1800年代初頭のあったようだ。


 Eカシワ:風衝地にカシワ林が発達する。谷にスギ、斜面にアカマツが点生。広葉樹はイタヤカエデ、シナノキ、ミズナラを主として、全体的には若い二次林を呈している。斜面は、一般山地に比べて岩礫の露出が特に多い。



F砂州と陸繋島:幅の狭いところで海抜高2m程度。海跡低湿地がふさわしい地形だ。砂の上の町である。畳一畳ほどの青空から射す立春の光。


 
G三角点:「点名・函館」

H風強く誰一人いない山頂で。


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