. | 天狗岳(大野)<標高点 373m > 無名峰<△点523.2m> | OOTENGUYAMA→世を挙って之を誉むれども、勧むることを加えず。世を挙って之を非れども、沮むことを加えず。→世間中がこぞってって自分をほめたからといって、それで大いにはげみ勇んで仕事をすることもない。反対に、世をあげて自分をけなしても、そのために、意気がくじけるかといえば、そういうこともない。つまり、かれは、世の毀誉褒貶について心を動かさなかった。 |
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【行 程】2009.01.18(日) 無名峰△点523.2m・・・ダム道ゲート→天狗橋→国道路肩へ駐車(天狗橋から大野側へ500m・Co270m・10:50)→山頂の東側、トドマツ植林内の歩道に沿って、北北東稜の鞍部へ出る→鞍部着(Co415m・12:00)→北北東稜を△点523.2へ緩やかな尾根を進む→山頂着・12:23-50)→山頂から近道の南南東稜をまっすぐ下ってトドマツ植林内の往路の歩道に出る→駐車点に着(13:40)→函館へ 【三角点】無名峰の△点 点名 湯ノ先 三等三角点 地形図 函館−大沼公園 緯度 41°57′29.6148 経度 140°31′09.3383 標高 523.16 m (X) -226767.663 m (Y) 22320.81 m 現況状態 正常 20031214 所在地 北斗市字市渡村 【コースの地形】天狗岳は、とにかく近くにあって高所を体験できるいいフィールドだった。大野川に沿って国道227を行くと、天狗橋付近で山が迫ってくる。狭隘な谷間にある天狗岳山腹に「旧江差山道」があって、行き交う人の難所となっていたようだ。旧道路は今も天狗山の北側に残っているという。地形図を見ると、三角山と天狗山と無名峰523.2の頂が「トライアングル」に配置されている。トライアングルがそのまま火山性礫岩(黒松内層相当)のブロックとなっていた。天狗岳の東稜は急峻な痩せ尾根、大野川に落ちる南側は崖状急斜面、西側は岩露出する裸尾根、北側は平行急斜面。東稜急痩せ尾根を一部潅木を頼りに登った。往路を変えるにはビビルので、帰路は安全を図って北側の斜面を下ってダム道路に出た。 無名峰△点523.2mは、遠目には立木があって直登できそうだが、近づくと立木の内部は雪崩斜面の要素もあって直登は困難だった。泥岩(八雲層相当)の山麓を突き抜けて火山性の礫岩(黒松内相当)が無名峰の山体をつくっている。山麓から山体の東側に周って北北東稜に出た。幅の広い安定した尾根が頂まで続いていた。帰路は雪崩斜面の縁になる急峻な東南東尾根をトドマツ植林に下りた。 【森 林】トドマツ1958年植林と広葉樹林の間を進んで、痩せ尾根のブナ林を行くと山頂付近の植生ミズナラ・ブナ・ハウチワカエデ・ナナカマド・アズキナシ。ノリウツギ・ホツツジ・チシマザサ・ハナヒリノキ・オオバクロモジ・オオカメノキ…etc. |
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