銚子口→緑の村→地獄谷→国有林口
09.09.12銚子口ルート SLIDESHOW
前に訪れたのは、もう四昔になる.小学校5年生の長男、小学校2年生の姪の三人連れだった.当然ながらまだマイカーはなかった.ごく自然に、バスに揺られ函館駅へ、函館駅から汽車に揺られて国鉄銚子口駅に降りたった.駅からあたりまえのように湖畔に沿って歩いた.銚子口駅→緑の村→地獄谷→大岩神社→△というわけだ.野山を歩く人ならずとも、誰でもそんな経験をした.高速道路の七飯インターチェンジの下に国立病院があった.多くの場合路面電車に乗って函館駅へ、国有鉄道に乗って七飯駅で降りたつ.七飯駅から見舞う人のいる病院まで上り坂を汗を拭き拭き徒歩するというわけだ.時代が進むと、いつの間にかその時代のあたりまえを忘れ、または経験者が次代を担う人々に伝えられることはない.同じ行動・事柄について、ついには{とんでもないこと}・・・と叱責・顰蹙を買うは必定だ.そもそも、青少年たちが、自然から学ぶ・身につけるものとはどんなことなのか.社会が努力して共有しなければ、青少年に何を与えたらいいのかと・・・!どんどんとこんな事柄が停滞・萎縮へと進んでしまうのか.不機嫌な社会の遠因ともいえようか.

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