ペンケ岳: ペンケは川上の(上の)パンケは川下の(下の))を意味するアイヌ語。山名もその由来に基づくものでしょう!ペンケ岳から北流するキムンウシ川(キムン=山)、南流するペンケルペシュペ。「ペンケルペシュペは上ノ路、北路ニ順テ下レバ爾志郡「ケネオチ」(見市)川ノ水源ニ出ヅト云フ。」(北海道蝦夷語地名解)と解説。アイヌ語で道を「ルー」、越える道を「ルペシュペ」と言い、夏に越える道を「サクルペシュペ」、冬に越える道を「マタルペシュペ」または「マタルー」と言う。また、上下を隔てる上の道を「ペンケルペシュペ」あるいは「ペナワルペシュペ」、下の道を「パンケルペシュペ」あるいは「パナルペシュペ」と言う。「ルーチン」は峠、「クンルー」は危険な道である。これらの他にも「ルー」という言葉が入る地名は少なくない(北海道蝦夷語地名解) |
↓ 北里大学獣医学部付属FSC八雲牧場牧舎に駐車:キムンウシ川(八熊川)を、ゴミ用大袋を履いてプラブーツを着脱せずに渡渉する。