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山と森と土…三昧
季節の山や森や土を訪ねては楽しんでいる備忘録ですが、いつか役に立つ事柄ががみつかれば・・・
→’10.04.08袴腰岳(白沼〜袴腰岳〜横津台〜赤沼)<中野ダム6:35、黒井川出合7:10、登山口8:05、尾根取付9:05、スノモ小屋9:55、袴腰岳11:05、烏帽子岳11:50、横津台12:30、林道へ12:45、中野ダム14:30>



→↑’10.04.04モエレ山(篠路)
’10




→↑’10.03.30ペンケ岳(八雲)<北里大学牧舎6:50、林道終点8:35、緩斜面終点500m9:45、主稜線>



→’10.03.27七飯岳(石切場)




→’10.03.14横津岳(東大沼〜新中野ダム)
10:10函館七飯スノーパークゴンドラ上駅〜11:30横津岳〜13:30袴腰岳〜14:06三角山〜15:45雨量観測所登山口〜17:00新中野ダムP

写真1:寒風吹きすさぶ北横津のミヤマウシノケグサ・コケモモ・ミネヤナギ群
写真2:地吹雪収まる雲井沼周辺<横津岳と袴腰岳周辺の吹きさらしはシールの効きは不十分でスキーアイゼンが出番の環境だった.>






→’10.03.06不二山(茂辺地)
*西股川沿いに2.4km進むと「地すべり」の工事跡のコンクリート擁壁ヶ所(側面が崩れ落ちるのを防ぐために築いた壁)<N41.48.56.06,E140.29.43.41,WGS84>に至る(右図1).地すべり斜面には肥料木のコバノヤマハンノキが植栽されていた.
*擁壁の上流側に見えた露頭が右図2である.揉まれて赤色を呈した粘板岩が見て取れた.西股川の入口の道道のゲートは「開かずのゲート」と地元では呼ばれている.多年にわたって通行止めだったからである.それも地すべりヶ所の工事が遅々として進まず、交通の安全が保障できないからであろう.地すべりヶ所は、設計山から南方向にチャート・粘板岩・砂岩(上磯層群)が帯状に露出している部分だ.そして、西から東へ不二山の流紋岩・泥岩の木古内層・礫岩の大安在川層・断層が走る粘板岩の上磯層群・・・と並んでいる場所にあたる.
*目指す頂の不二山は、東北東面に標高差300mにも及ぶ大きな崩壊地があって、滑り落ちた雪崩が沢を埋め流れ落ちて川沿いの林道を越えるという(Ka氏談)からすさまじい(右図3:崩壊地頭<ヒメヤシャブシ等の雪崩荒地植生が見える>)(右図4:大崩壊地).
*不二山の頂から南南東に延びる穏やかな尾根上の原生的ブナ林.周辺は広大なブナ林の美林は伐採されてトドマツ植林地に変っていたが、現存する尾根上のブナ林は規模が小さな少林とはいえ往時にブナ林を彷彿とさせるに不足はない(右図5).









→10.02.20雷電山(風雪によりC600ピーク行動停止)
*右図上<N41.54.59.00、 E140.28.39.58、WGS84>:行程途上、戸切地川源流の母沢流域にヒノキアスナロの自生地を認めた.ヒメコマツ・トドマツ・ブナと混交していた.
*右図下< N41.54.49.04, E140.28.22.08,WGS84>:上図から南に独立標高点553に向う支流の左岸斜面には、連続して集団的にヒノキアスナロが自生していた.
*両図のヒノキアスナロ林は、設計山〜雷電山〜袴腰山〜不二山〜桂岳方向へと幅2kmほどで南北に連なる古い地層(中生代)が露出している上に自生している.案の定、地質を反映して雷電山へのアプローチの周辺の地形は崩壊地(裸地)がそこここに雪崩斜面となって見えていた.谷は深くV字谷を形成していた.

*参考:ヒノキアスナロの地理的分布
:日本海側の北限<N42.10.10.52.E140.05.10.82,WGS84>
:日本海側の南限<天の川右岸>
:海峡側の南限<木古内川左岸>
:海峡側の北限<N41.54.59.00.E140.28.39.58.WGS84>
:太平洋側:自然分布はなし




→10.02.11赤沼ルート(旧夏道)
・旧登山道赤沼ルートは、680m痩尾根から三角点936m横津台まで鉄柱や切り分けられた樹冠などから判明した.右図:横津台直下の旧標柱.中野ダムから680m痩尾根間は分からず終いだった.トドマツ植林の最高地点は750m.赤沼神社周辺は凹地が散在して大規模な地すべり地形を成していた.一般に地滑り地形の森林は肥沃地の傾向にあって、ここも例外ではなく植林地も天然林の美林が多かった.
・中野ダム270m8:41発-1.3km-桔梗分岐295m9:00着-2.8km-赤沼神社515m10:30着-2.3km-痩尾根植林終点750m11:45着-1.0km-横津台935.6m12:45着-7.4km-中野ダム270m14:49着


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→10.02.07設計山
中山トンネルP発10:15<350m>-2.3km-11:00<490m>-1.5km-12:15頂702m着◆「何故地図測量史跡?」「何故一等三角点に選点された?」不案内のままにしていたのでチョットネットサーチした.・遊楽部岳以南の一等三角点は全点<明治29年・30年に選点>され<明治33・34年に埋設>されている.・ちなみにここから「カシミールの見通し」を試み(概略)て驚いた.<瓜谷山・古部岳を除いて、設計山から全て見とおせた!>
(距離km) ・当別丸山 見える 18km ・瓜谷山 否 21km ・乙部岳 見える 21km ・八幡岳 見える 23km ・砂原岳 見える 24km ・亀田 見える 26km ・袴腰岳 見える 27km ・三角山 見える 40km ・気無山 見える 44km ・千軒岳 見える 47km ・見市岳 見える 51km ・太櫓山 見える 51km ・古部岳 否 52km ・白神岳 見える 61km
・見通しの良い場所と認めた先人の山波をみる確かさに学ぶこと多し.・・渡島半島の一等三角点等 


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→10.01.31袴腰岳<中野ダムコース
・”晴れ”の袴腰岳を訪ねることが出来た.山体の南西斜面は高峯らしくダケカンバ低木林とともに雪面が輝いていた.新中野ダムからは、朝日が照らして谷間から浮き出た姿がいい.林道に沿って、登山届けボックス、雨量観測所登山口、白沼…、河床路はスキーを外してプラブーツのまま渡れた.林道からの取付きは、三角山の一つ西の尾根、作業路を利用した.トドマツ植林地、ブナ高齢林、ブナ二次林、ダケカンバ林へと、緩斜面・幅広い尾根が続いて、いつのまにか920m付近の袴腰岳の南西斜面直下の平坦な地形に発達したダケカンバ林に着いた.午後3時に約束があって、正午を行動中止に決めていた.920mで丁度正午(往路4時間30分)、袴腰岳の冬姿に惚れ直して撤退した.(帰路2時間30分)


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→10.01.10横山<野田追
・神社の裏の段丘崖から取付いた.・道道から神社まで除雪の痕が認められた.・正月の神社参りのために桜野の人々が除雪されたと思われた.・所定の尾根を伝って横山往復したが、人一倍ビビル僕は、650m〜700m間の急斜面が心にかかる.・暖気の後の冷えた朝、ガチガチのこの斜面にどうして立つことが出来るだろうか.ここはここはこうして、あそこははたして・・・心にかかることばかりの登行だった.
山森土記:Web備忘記




→10.01.09毛無山<大野>
・夏道に沿って進む.・桧沢から平衡急斜面を繰り返しギグをきって斜行する.
・目を凝らして積雪の斜面に夏道を探しながらの斜行は、夏道を離れると小柴がうるさくてかなわないからそうさせたのであった.
・積雪に静まる大石の沼からは、戸切地との分水嶺までほぼ緩斜面のトドマツ植林地(高齢)を辿った.
・夏にも興味深い事柄として記憶したが、山頂では、その特徴的(位置的)な三角点と最高点と思われた図根点と、山頂標識と、雪山で見えてきた最高点の4つの位置関係が、雪に覆われたそこには、夏よりもはっきりと確かめられた。右図の樹林内に三角点・図根点・山頂標識がそれぞれの位置で頑張っているが、僕の立つ位置が”最高み”だった.・立つ位置が川汲沢方向だが、その方向に150m程度最高みの標高で続いていた.



→09.12.23新中野ダム湖東岸岩塔<撤退>
・北尾根から攻めた.・ナイフリッジにはばまれ次回を期して撤退した.・火山性凝灰質礫岩がボロボロで鉄フックは使えないようだ.・積雪あるが柔く岩と結合していないようで鉄の爪で登るのもだめなようで .・トラバースにはロープ1本では心許なし・・・.・引き返すことになったけれど次回のルートは偵察できたようだ.





→09.12.13西丸山544m<撤退>
・相も変わらず風ばかり強いロケーションで、積雪に恵まれず、ツルツルの岩と堅雪の斑な稜線を行くのはアイゼン・ピッケルがあっても ビビルことこの上なし・・・撤退した.
ここの風は「ビル風」に習って「地形風?」はあるだろうか?
地形が吹かせる「局地風」の一種とでも言っておこうか?





→09.11.06気無山415.0m
・気無山では意外だった事柄に遭遇した2題.
・右写真のように標石の上面に掘られた十字が東西南北にあらず、かなりのズレが見られた.
・隣接の一等三角点はおろか、何処の三角点の見通しも悪かった.・今は樹林が災いして見通しを妨げていると思われた.・標石設定時に、見通しを満足させるには、おそらく放牧地でなければならないと思った.





09.11.06笹積山366.9m




↑09.10.11鷲別岳裏沢左股ルート
・数年ぶりの裏沢〜滝沢周回ルートであった.・当時の記憶とだいぶ変った.・ビビッたガリーは消えていた.・
















   
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